釣行記


2003.10.27
10.26英虞湾にINBC行事で泊まったので、帰りに1年ぶりの筏釣りに行くことにした。釣りエサ屋から紹介された、渡船場へ行く。初めての場所なので期待が膨らむ。場所は三重県の的矢湾だ。相差からは良く出るが対岸の三ヶ所からは初めてで心配したが、気さくな船頭さんが出迎えてくれた。単身で遅い時間なので渡しは一人のみ。向かった先は渡鹿野島南東の「カセ」だ。当日は北西風が強く風を背に受けての釣り座セッティングとし、まずは「アケミ」半貝で様子を探る。アタリが風で判りにくい。今日はダメかと思いつつ、神経を集中するとかすかなアタリがありエサが無くなる。ムム、これはと思うが様子がおかしい。エサをオキアミに替え様子をみると微妙なアタリの後にエサが無くなる。これは変だなと思いエサ取り君の正体を見破るべく針を小さくしてみると、、なんとクサフグのお出ましだ。団子を遠くへ打つ作戦に変更も効果無し。でもそのうち好期が来るかなと粘るも夕刻まで続いてしまった。風は相変わらず強くアタリ難しい、残り1時間となった時に急にアタリが無くなりいよいよ本命の「チヌ」のお出ましかと期待したが、エサが無くなる事は無く納竿とした。途中あまりの暇さに歌を唄ったり、寝たりと秋の爽やかな陽射しを浴びリラックス出来た。カセや筏は場所の変更が不可で「誘う」「待つ」の釣りであり、場所の良し悪しが命運を分ける。これも趣きのひとつであろう。坊主も楽し♪

左が「カセ」いわゆる「たらい舟」の係留。右は筏。画像は相差の第2龍丸さんより

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