いつも年末が近づくと仕事の関係で釣行出来なくなる事が多いが、本年も同様で釣行したい気分でいた時にオーストラリアに行く機会があり、釣りをすることにした。場所はケアンズで、前回トローリングにチャレンジしたがサワラ・カツオ程度しか釣れずがっかりした覚えがあるので調べてみると、カジキ釣りのシーズンも終盤でパッとしないとの事。それではバラマンディでもと思い挑戦してみた。ケアンズは熱帯雨林気候で、この時期は真夏であり雨季の始まりらしかった。気温は26〜32度位で、当日も暑かったが時折スコールみたいな雨が混じる天気だった。河口に隣接した港からフィッシイングボートで出発。キャプテンはイギリスから来た人らしく日本語は話せない。お客はすべて日本人なので日本語ガイドが付き安心であった・・(笑) ボートはマングローブの生い茂る川をさかのぼり入り江に入る。すると投網でエサ取りをするという。聞けばワニなども生息しているエリアであるとの事でビックリ! 途中マッドクラブという蟹の仕掛けを見かけたが自然の宝庫なんだなと感心する。結局、エサとなる魚はあまり捕れず用意してあった「エビ」で釣り開始となった。河口近くのポイントで海水と淡水が混じるポイントらしい。最初に上がった魚は、イシモチに似た魚で、次はチヌに似た魚だった。似ているが何処かちょっと違う・・(笑) 後は熱帯魚みたいな魚や、サメも釣れた。バラマンディは姿を見せないなと思っていたら、船首の釣り人が大物のアタリ。40分ほど格闘して船べりまできた瞬間にサメに半身を引き千切られて、上がって来たのは、キャットフィッシュだった。なんのことはない「ナマズ」の一種で推定全長1m位だろうか? こんな魚を一口で食べるサメが船の下にいると思うと寒気を覚えた・・(汗) 御当地では、すべての魚に規定サイズがありほとんどがリリースサイズで、バラマンディは最後まで姿を見せなかった。この夜の晩飯には、シーフードレストランでバラマンディを食しウサを晴らしたのは言うまでも無い・・(爆) ↓こんな魚を釣りたかったなぁ
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